SSJデータアーカイブ(Social Science Japan Data Archive)は、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターが構築・運営する、日本最大級の社会調査データアーカイブです。1998年4月のサービス開始以来、日本における社会科学の実証研究支援を目的として、統計調査、社会調査の個票データ(個々の調査票の記入内容;マイクロデータ)を収集・保管し、その散逸を防ぐとともに、学術目的での二次的な利用のために提供しています。
SSJデータアーカイブは、2025年6月よりデータリポジトリの国際的な認証基準であるCoreTrustSealの認証を取得しています。CoreTrustSealは、データリポジトリがデータの長期的な保存、アクセス可能性、再利用性を保証するための厳格な基準を満たしていることを示す国際的な認証です。
An Overview of SSJ Data Archive
代表的な提供データ
人々の意見や態度の長期的な変化の追跡を目的に、NHK 放送文化研究所が 1973 年から5 年ごとに実施している調査
運営方針
SSJデータアーカイブでは、大学・研究機関を始めとして、官公庁や新聞社・放送局などに対するデータ寄託依頼を積極的に行っています。
2025 年度までに、*** の機関・組織および研究者(代表者)が寄託者登録を行い、その保有データをSSJデータアーカイブに寄託しています。また、SSJ データアーカイブより公開されたデータセットは、2025年度末時点で累計 *** データセットとなっています。
SSJデータアーカイブでは、引き続き社会調査データを保有する関係者に対して活動の周知や寄託依頼を行うとともに、質的データに関する検討などを通じて取り扱う対象の拡大に務めています。

SSJデータアーカイブでは、寄託されたデータをそのまま公開するのではなく、国際標準に沿った形で第三者が安全に、かつ正確に利用できる形式へと整備しています。
データ本体に対しては秘匿処理(匿名化)を実施し、特定の個人や企業が識別できないよう、名前の削除はもちろん、必要に応じて地域情報の粗分化や数値の加工などを行います。また、調査の目的、対象者、回収率、質問項目、変数の意味などをまとめたコードブックを作成し、データの透明性と再現性を確保しています。
20XX年には社会調査メタデータの国際規格であるData Documentation Initiative (DDI) を導入し、国際的にデータの相互運用性を担保する取り組みを実施しています。

SSJデータアーカイブでは、主に研究者,学生を対象として,学術目的での二次利用のためにデータを無償で提供しています。
二次的な利用に対しては、調査を実際に行い、調査方法、調査事項の定義、その他の問題について十分理解している調査実施者が分析するならよいが、そうでない者が分析した場合、誤った結論を得る危険があるとの指摘があります。
SSJデータアーカイブは、このような危険を避けるために、必要な情報を利用者に提供していくとともに、調査内容や調査方法を十分理解して分析するよう指導しています。また、調査ごとに「利用上の注意」を整理し、利用者に提供するとともに、調査報告書を収集し、閲覧できるようにしています。さらに、利用者からの質問への対応を行います。

SSJデータアーカイブでは、社会調査データの利用申請からダウンロードまでをオンラインで完結させる一元管理システム「SSJDA Direct」を2014年から運用しています。
SSJDA Directは、SSJデータアーカイブが保有する個票データにアクセスするための窓口となっており、2025年12月現在では年間 *** 件のアクセスがあります。
また、SSJDA Directから提供されるデータのうち、一部はブラウザ上で社会調査データの簡易的な統計分析ができるオンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」から利用することが可能です。
SSJDA Data Analysisは、SSJDA Directに先駆けて2005年から運用されており、利用者はアカウントの登録なしに簡易なデータ分析を実施することができます。
これらのシステムは、社会科学の実証研究を支援するのみならず、大学の講義や実習で社会調査データの扱いに慣れるためのツールとしても活用されています。
SSJデータアーカイブでは、サービスの安定的な運用と高度化を実現するため、データリポジトリの国際的な認証基準であるCoreTrustSeal取得を通じて運用プロセスの改善に務めています。
